レジでお会計するときに2秒の時間を短縮するために物凄い勢いでレジ打ちをしてるためにレジ袋の有無を聞き取れないで5秒のタイムロスをする店員さん。
役場の書類を取りにいって、Yes/Noの回答を期待する質問をしても状況や原因だけでなかなか答えに辿りつかないで話の迷子になる担当者さん。
急いでいる人が目についてしまいます。
自分の行動が悪かったのか、急がしてしまう何かをしてるのかもしれませんが、印象は良いものでは無いと感じています。
純粋にする事が多すぎるのか、目の前の事が見えておらず、急いでしまう事で2倍も3倍も余分な時間が必要になるパターンに巡り合う事があります。
私の経験上でも急ぎすぎてよくわからないままに何かを作ってしまい、何も解決しないシステムを作ってしまうこともあります。
実際に手を動かしていたり急いでいる時には「夢中」になって、何かに夢中で取り組むと他のことが気にならなくなり、心の雑念が消えていきます。この状態は「フロー」とも呼ばれ、深い集中状態に入ることで、心が落ち着き、ストレスも和らぐと言われているらしいです。
そのため、仕事をしていく中でこの夢中になる時間が私は好きで、私にとってwebプログラミングは夢中になれることの一つとなっています。
しかし、ビジネス活動としてこの夢中になりすぎる事は厄介なものだと感じており、事業にとって利益にならない事に夢中になってしまうとお客様の価値にはならずに、ひどい言い方だと無駄な事の塊になってしまいます。
夢中になる前に一歩立ち止まって、何を目的に、何を達成するのか、どんな価値を作るのか、「落ち着いて」考える必要があります。
落ち着く事は確かな価値を創り上げていく計画を作成する時に重要な事です。
落ち着いて計画を立てて、夢中になって活動的にwebシステムを作ります。一見「落ち着く」事の立ち止まる事と「夢中になる」事の活動的になる事は相反する概念と捉えることができますが、夢中になっている最中は心が落ち着いている時でもあるため、結局は落ち着く事がしたいのかなと考えるようになりました。
事業としての利益は大事ですし、利益を上げることで多くの落ち着く時間を確保できる未来が想像できますが、まずは目の前の活動に夢中になって精神的な落ち着きを餌に成果を上げていきたいです。
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