正直に言います。最近の私は、お金を重視しています。
昔の私は「感謝されること」が何より大事で、知らないことがあれば学び、夜更けまで試すのが“普通”だと思っていました。しかし、会社員時代では努力が昇進や昇給に結びつかない環境に長くいて、徐々に疲弊していき「方向を間違えたのかな」と感じることも多くありました。ときどき、自分の努力が誰かの踏み台になっているだけの気もしています。
そんな積み重ねの中で、私はだんだん「お金」を見るようになりました。がめつい、と見えるかもしれません。自分でもそう思う瞬間があります。けれど、お金を得ることを“目的”にするのではなく、感謝を相手に返すための形として扱っているからこその「お金」。そう考えるようになりました。
感謝は“お金”と考えている理由
「ありがとう」はとても大事。
生活している中で、誰かの役に立ちたい、助けたい、自分が出来る事で相手を幸せにしたい。努力をして出来ないことを出来るようにして感謝をしてもらえる事が出来るようになった。でも、感謝だけではお腹は膨れません。
自分自身のお腹を膨らませるために誰かからもらった感謝で食べ物を交換する。そんなことが出来るのがお金です。
お金が多ければ感謝も多くなる。本来はそういった使い方をしていたはずが、全ての感謝を上手くお金に変えることが出来ていなく、歪みが生じている部分もあります。ですが、お金の量 = 感謝の量、そうあるべき事だと考えています。
「感謝されること」を重視していた私の行動指針だけではなかなか芯を食った行動につながらず、労力をかけていた割には一時的な物や低いレベルの感謝で終わっていた部分があったと今になって思います。
「お金を稼ぐこと」を重視している今では前提条件が変わりつつも、行動指針である「感謝されること」は変わっていません。むしろ多くの感謝を実現するために行動すべき方向性が明確になっています。
感謝という見えない気持ちをお金という計る事が出来るものに交換しているだけであり、お金を多く稼ぐために考えるという事は感謝の気持ちをより多く作り上げる事だと信じています。
さいごに
お金を重視するようになったのは、多くの感謝を得るための忘れてはいけない前提条件です。
感謝をしているのであれば、自然と相手のことを思って何か役に立つことをしたいと考えます。それを気軽に実現するのが本来の通貨の役割だと私は思います。
もしこの考え方に少しでも共感していただけたなら、まずは課題の整理からご一緒しましょう。大きく見せず、できるところから小さく確実に進めます。
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