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新年と再現性

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

正直なところあまりイベント事には疎くて、お正月だからこそ何かをするというのは年々少なくなってきました。「〇〇だから何かをしなくてはいけない」という考えに疑問を投げかける事で、自分自身が疲弊する事を回避してく中で行事ごとをスルーするようになってきてしまった気がしています。

ですが、この考えがずっと続くのではなく、なんらかのキッカケがあれば毎回のイベントを大切に過ごしていくんだろうなとぼんやりと考えています。日常の中の疲弊する事が少なくなれば変わるのかもなと。

現状としてはその程度の私の新年でしたが、新年というのは不思議なもので、毎年気が引き締まる思いになってまいります。

これまでは自分ならではの方向性やら力をいれる事を明確にしつつ、プログラマーとしての技術を棚卸して自分の強みを強化して準備をしていました。

幸いにも準備が身を結びつつあり、webサイトを作成するために必要な「誰に」「どんな価値を」作るべきなのかというのが少しづつですが結果として見えるものになって、一発屋ではない再現性が取れるものとなってきました。

プログラマーとしての経験としては毎回のプロジェクトによって作るものが変わるため、基本的な開発手法は変わらないのですが開発する物が毎回変わってしまうので再現性とは無縁の部分があると感じています。

ですが、プログラミングするシステムとしては毎回処理する内容が再現されるものでないと困るため、再現性を常に意識してシステム構築をしていました。自分の作業としては再現性がある事をしていないけども再現されるものを作っています。

会社員として仕事をしていた時は毎回違うものを作るため、再現しない事ばかりで、常に挑戦の連続で楽しい面がありつつ、納品やリリースをすると納品先や所属している会社の物になるだけで、自分自身としては気が休まったり落ち着くのは一瞬でまた次のシステムを作ります。

今の仕事では自分のための再現性を作るシステムを作っており、気が休まったり落ち着く状況を作れるようになってきました。ここまでが昨年までの取り組みです。

今年からはこの再現性が取れるようになってきたシステムを使ってどんな価値が提供できるのか、何が求められているから変える必要があるのか、手掛かりになるような聞き取りに専念していきたいです。アンケートやらインタビューやら、困っている事を聞いていくためにコミュニケーションを取っていきたいと。

そんなことを考えていた新年でした。

本年もどうぞよろしく、もしくは今年からどうぞよろしくお願いいたします。

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