Webプログラマーとして、生成AIを活用したSEO記事作成プラットフォームを開発した実績を紹介します。
本記事では、どのような目的でこのサービスを作り、どの技術を使用し、最終的にどのような成果を得られたのかを詳しくご紹介します。
プロジェクトの目的
ブログやWebメディアの運営者が、時間をかけずにSEO効果を得るための方法として、生成AIを活用した記事量産の可能性を検証しました。
今回紹介する「WriteSpark」では、検索キーワード1つを入力するだけで記事が生成される仕組みを目指しました。
使用した技術
業務ツールとしてWebサービスを開発しました。
検索ワードを大量に投入し、自動的に記事を投入することを目的としているため、サーバー内で稼働し、長時間のタスク実行に対応しました。
月額コストを抑えるため、レンタルサーバー上で稼働するシステムとして設計、PHPやLaravelを使用し、負荷が少なく柔軟性のあるアーキテクチャを採用。
操作性の向上のためにLiveWireの使用、tailwindcssの活用によってスマートフォンでの表示にも対応しました。
生成AIはOpenAI APIを活用し、検索キーワードから訪問者の疑問を解消することを目的とし、自然な文章を生成するプロンプトを作成。
こちらのサイトは一般公開していませんが、別途契約により活用することも可能となります。
得られた成果
生成AIを活用した記事を投入したブログは以下となります。
検索ワード1つで1記事あたり2000文字以内の文字数、サムネイル付きの記事が約10円のコストで生成可能。
現在 (執筆時2024/11/23) 7,000記事を投入しており、月間1万PVを獲得。AdSense収益は数千円を達成。これは完全自動化した記事生成システムのおかげです。
対象のサイト内では人の手で作成した記事も存在しており、アクセスとしては人力で作成した記事のPVが多く、生成AIの記事のみではほとんどアクセスが来ておりません。
ですが、サイトのボリュームを増やすためや、検索需要を確認するための前段階には活用ができるのではと感じております。
当プロジェクトでの挑戦と解決方法
- 当初の課題
生成AIによる記事がどの程度SEOに効果があるのか、初期段階では不透明でした。 - 解決策
キーワード選定や記事構成に独自のルールを設け、検索意図に合った内容を生成する工夫を実装。
大量のキーワードからバックグラウドでのOpenAI APIを実行するシステムの開発
このプロジェクトを通じて、生成AIの活用方法、低コスト運営のためのレンタルサーバーの効率的利用、そして収益化までを一貫して達成できるスキルを実証しました。
今後の展望
当プロジェクトでの生成AIのさらなる活用方法や改善として、文章生成効率の向上、1記事に必要な料金の節約、画像生成の効率改善などが期待できます。
また、この技術を応用し、他分野での効率化支援にも取り組みます。
最後に
「落ち着く」事を目的に、業務効率化とコスト削減を追求し、成果を最大化するWebサービス開発を目指しています。
この経験を活かし、他のプロジェクトにも積極的に取り組んでいきます。
生成AIを活用した記事作成やWebサービス開発にご興味があれば、ぜひお問い合わせください。
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