この調査結果は顧客フィードバックを実行する際に手間のかかる問題をアンケートした結果をまとめたものであり、今後の顧客フィードバックを円滑に進めるためのシステム制作のアイデア創出に役立てる事を目的としています。
対象
アンケートやインタビューを実施した事がある事業者
30名
調査方法
インターネット調査
Lancersでのアンケート収集を活用
調査期間
開始: 2023-10-12
完了: 2023-10-15
3日間
回収状況
回収数 30件
結果の要約
質問項目の作成やモニター相手のスケジュール調整などの事前作業を効率化したいという声が多く、次にインタビュー後の集計作業として文字起こしや共有資料の作成が挙げられた。
製品の需要調査に顧客フィードバックを活用する機会がもっとも多く、作成した計画や予測を確認する事に活用するのは少なかった。
結果の詳細
インタビューの問題や解決したい事としては以下のものが収集できた。
- モニター相手の時間調整
- モニター相手の幅広い募集
- 文字起こし- テキストマイニング、集計
- 質問項目の事前作成
- 対象の感情分析
- 共有資料の作成
- 契約資料の作成
事前にインタビューを実践した経歴も確認したところ
- 機会発見 : 何かキッカケをつかみたい (9件)
- 手応え : 企画に自信を持ちたい (9件)
- 選択 : 迷っている案を絞り込みたい (11件)
- 検証 : 需要があるのか (24件)
- 予測 : 売上の見積もり (6件)
- 診断 : 計画通りか (2件)
と需要の検証目的でインタビューを実施している経験がもっとも多かった。
インタビュー中の進め方を重要視する声も多く、手書きのメモなどアナログでの収集をすることで相手の感情に敏感に対応しつつ、話に集中し過ぎずにチェックシートを取りつつ、聞くべき事を聞き漏らさないなど、相手が乗り気になってくる空気感を大事にする工夫を大事にする事で意味のあるインタビューが実施できるなど、あまりシステムに頼りきらない運用が必要な部分もある事が調査できた。
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