寄り添う音声コンテンツの魅力

ethnic kids laughing while lying in bed
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音声コンテンツは「抑揚ややりとりがあるので文脈が伝わりやすいという指摘」があるのは確かですが、個人的には「伝わる量が多いから音声を聞く」というのは多くの人に当てはまるとは思っていません。

受け手目線で見ると情報がまとまっていて好きなタイミングとスピードで読める文章の方が利便性は高く、文脈という点で言えば視覚情報も追加される動画の方が遥かに効果的に伝えることが出来ます。

情報を取得する利便性の点でいえば総合的に音声コンテンツが不利であり、多忙な時間の隙間を狙うのが道筋かと思います。

ですが、自分はラジオが好きで、週に20時間以上は聞いています。それは文章や動画に比べると”音声だからこそ有利な点”が気に入っており、自分の生活の中で無くてはならないものになっています。そのため毎日聞く時間を捻出して音声コンテンツを進んで聞いています。

音声だからこそ有利な点は「寄り添う」という見る人によっては受け手の価値とは思えない、だけど本能的には求めている部分が得られることが音声コンテンツの魅力だと思っています。

それは何故かというと、以前に書いたこちらの記事。こちらの中で取り上げた「幸福感を引き出す脳内物質3つ」が関係しています。

https://muchuu.net/2021/01/12/音声コンテンツを聞くメリット/

メンタルヘルスと音声コンテンツの関わりを解説するには、科学的に証明されている幸福感を引き出す脳内物質3つが関係していると考えます。

* セロトニン -> 癒し、やすらぎ
* オキシトシン -> つながり
* ドーパミン -> やる気、快の感情

の3つがあります。

人の目耳を引く、一般的に魅力的だと感じる物は「ドーパミン」を引き出す達成感や興奮をもたらす物ですが、ドーパミンだけを求めすぎると疲労感や倦怠感をもたらし「やることはあるんだけどやりたく無い」状態に陥ってしまいます。

音声コンテンツの利点は「セロトニン」的な癒し、やすらぎ。「オキシトシン」的な繋がりが得られて「寄り添う」感覚が生まれるコンテンツのため聞きたくなるんだと思っています。

たとえば自分が送ったメールやコメントを読まれたり、画面の中という感覚が無い音声だけの情報でそばに居るのと変わらない想像ができ、何気ない日常の中で「あの人が喋っていたこのことね」という同じものを見つけた瞬間だったり。

特に深夜ラジオは上手く「寄り添う」感覚が生まれやすい構成で作られています。

何気ない日常を送っていたり、最近の楽しかったことや話の中での感情の起伏、自分とは一切関わりがないであろう人でもどこか自分と同じ所を見つけたり、その人となりが想像できる話が聞けると寄り添っている感覚が生まれます。

逆にそういった寄り添う感覚が無かったり、どこか突き放す自分とは距離を感じる番組構成だと次第に聞かなくなってしまいます。

文章や動画でも寄り添ってくれる感覚は作れますが、音声コンテンツだからこそ「寄り添う」という感覚は生まれやすい性質であると感じているので、私は毎日時間を作って音声コンテンツを聞いています。

情報を摂取するために聞くというよりも、自分に寄り添ってくれるちょっと歳の離れたお兄ちゃんやお姉ちゃんの話を聞く感覚が合っているし、求められている事だなと常々思います。

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